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トヨタ博物館 愛知県長久手市横道41−100 |
1989(平成元年)にオープンした「トヨタ博物館」はガソリン車が誕生した19世紀末から20世紀の自動車の歴史を
約120台の車両により欧米車・日本車別に展示されています。
これらの車両は広い敷地の本館(2F・3F)と新館に分けて紹介されています。
広い駐車場はもちろん無料です。 |
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入場料 |
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全施設案内表
本館 |
1F | エントランス・レストラン/カフェ・ショップ ライブラリー・お子様用施設&休息スペース |
2F | 欧米車展示(19〜20世紀中頃まで) | |
3F | 日本車展示(1930〜1990年代まで) | |
新館 |
1F | キッズガレージ・カフェテリア・ミュジアムショップ |
2F | A、明治〜昭和初期ゾーン B、1945〜50 戦後ゾーン C、1950〜60 国産ゾーン D、1960〜65 成長ゾーン E、1965〜67 マイカーゾーン F、1975〜現在 多様化ゾーン |
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3F | ギャラリー・ライブラリー |
施設案内の順に紹介します。
1F アプローチと展示車 |
1Fはインフォメーションコーナー・レストラン・小ホールの所々に、希少なクルマが展示されています。
1F施設と実車展示案内表
ミュージアムショップ | |
カフエテリア | |
101 | スイフト 9HP (1905年 イギリス) |
102 | ローバー 6HP (1907年 イギリス) |
103 | 103.トヨダ AA型 乗用車 レプリカ (1936年 日本) |
104 | トヨタ AB型 フェートン (1936年 日本) |
105 | 105.トヨタ i-REAL (2009年 日本) |
106 | 106.屋外展示車 |
では個々にご案内します
ミュージアム ショップ |
たくさんのミニュチュアカー・プラモデルから・マガジンなど、トヨタ博物館のオリジナルグッズがイッパイ |
カフェテリア |
軽食・コーヒーショップ |
101.スイフト 9HP (1905年 イギリス) |
特別展示 「スイフト
9HP(1905年・イギリス)」 なお、スイフト9HPは、直列3気筒エンジンを搭載し、人気を博した初期モデル。 |
仕様 参考値 |
ハンドル横の木箱は何でしょ? |
102. ローバー 6HP (1907年 イギリス) |
特別展示 「ローバー
6HP(1907年・イギリス)」 |
仕様 参考値 |
103.トヨダ
AA型 乗用車 レプリカ |
トヨダ
AA型 乗用車 、1936年 |
仕様 参考値 |
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『日本に自動車工場をつくらねばならない』 |
室内はフロントシートが前寄りに固定されていて運転席が狭く、 |
タクシーに使われたAA型には、フロントシートの後ろに折り畳み式の補助椅子が二つありました。 |
104. トヨタ AB型 フェートン (1936年 日本) |
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トヨタ
AB型 フェートン(1936年、日本) |
軍隊の指揮官用 |
仕様 参考値 |
105.トヨタ i-REAL (2009年 日本) |
「自由に移動すること」「社会との調和、地球・自然環境との共生」をテーマにしてきた
コンセプトモデル「I-UNIT」「Iーswing」を進化させ、実用化を目指したパーソナルモビリティです。
よりリアルなモデルに進化させたことから名称に”REAL"を用いています。
レーダーで歩行者や他のパーソナルモビティを感知し、ぶつからないように走行します。
(現地説明板より)
トヨタ
i-REAL (2009年
日本) エンジン型式 電気モーター |
屋外で見かけた車両をここに掲載します。
106.屋外展示車 |
エコバス |
トヨタボンネットバス |
1Fからワクワクしながら2Fへ
2Fは欧米車展示場で19〜20世紀中頃までが展示されています。
2F 欧米車展示 |
19世紀末から20世紀中頃までの欧米車を
日本のモータリゼーションの歩みと生活文化の変遷を6ゾーンに分けて展示しています。
(トヨタ博物館パンフレットより)
2F施設と実車展示案内表
特記事項 |
2 F 全 景 |
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01 | ヴィンチが考えたゼンマイ式自走車 | レオナルド・ダビンチの自走車(1480年) |
02 | 砲車を牽引するために作った史上初の自動車。 | キニューニョの砲車(1796年) |
03 | ガソリン自動車第1号 | ベンツ パテント モトールヴァーゲン(1886年 ドイツ) |
04 | 自転車にエンジンを付けた車 | ドディオン ブートン 13/4HP (1898年 フランス) |
05 | 初のFR車 | パーナル ルヴァッソール B2(1901年 フランス) |
06 | 世界初の廉価大量生産車 | オーズルモビル カーブドダッシュ(1902年 アメリカ) |
07 | 史上初の量産車 | ベンツ ヴェロ(1894年 ドイツ) |
08 | 人気の電気自動車 | ベイカー エレクトリック(1902年 アメリカ) |
09 | キャデラック社の最初の製品 | キャデラック モデルA (1902年 アメリカ) |
10 | 最高級車で優勝したレーシングカー | イソッタ フラスキーニ ティーポT(1908年 イタリア) |
11 | 注文が殺到して流れ作業を生んだ車 | フオード モデルT (1909年 アメリカ) |
12 | 最も成功した蒸気自動車 | スタンレー スチーマ モデルE2 (1909年 アメリカ) |
13 | 銀色で幽霊のように静かに走った | ロールスロイス 40/50HP シルバーゴースト(1910年 イギリス) |
14 | ロールス・ロイス シルバーゴースト (1929年頃のエンジン) | |
15 | 史上初スポーツカー | イスパノスイザ アルフォンソ ]V (1912年 スペイン) |
16 | 初のセルモータ付き | キャデラック モデルサーティ(1912年 アメリカ) |
17 | 855cc・10馬力・二人乗り | プジョー べべ (1913年 フランス) |
18 | イギリス人の大衆車 | モーリス オックスフオード (1913年 イギリス) |
19 | シャフトドライブ方式を初めて採用 | ルノー タイプDJ (1913年 フランス) |
20 | 自動車史上伝説になったクルマ | スタッツ ベアキャットDJ (1914年 アメリカ) |
21 | シリーズ名”490”は販売予定価格 | シボレー シリーズ490(1918 年 アメリカ) |
22 | イギリス最初メーカ | デイムラー タイプ45(1920年イギリス) |
23 | 当時最も安いクルマ3輪スポーツカーを開発 | モーガン エアロ(1922年 イギリス) |
24 | 風や埃から身を守れる車 | エセックス コーチ」(1922年 イギリス) |
25 | 英国人にとってのフォードモデルT | オースチン セブン [チャミー](1922年 イギリス) |
26 | フォードモデルTを生産中止に追い込んだ | シボレー スペリア シリーズ K(1925年 アメリカ) |
27 | フランスのフオードでありたい | シトロエン 5CV タイプ C3(1925年、フランス) |
28 | 世界の王族や大富豪に愛用された高級車 | ミネルバ 30CV (1925年 ベルギー) |
29 | 量産レーシングカーとして大成功 | ブガッティ タイプ35B(1926年 フランス) |
30 | (子供用)ブガッティ タイプ 52 | (子供用)ブガッティ タイプ 52 (1926年 フランス) |
31 | 時代に取り残され引退 | フォード T (1927年 アメリカ) |
32 | 合理的で簡素、軽量に設計された | フオード タイプAのシャシー(1927年 アメリカ) |
33 | 1年限りの首位の座 | フォード モデル A (1927年 アメリカ) |
34 以降は「中編 トヨタ博物館」へ |
2 F 全 景 |
まず「創成期」からご案内します。
創 成 期 |
01.1480年 レオナルド・ダビンチの自走車 |
1480年 レオナルド・ダビンチの自走車(イタリア) |
02.1796年 キニューニョの砲車 |
1796年 キニューニョの砲車 |
クラッシク期 |
03.ベンツ
パテント モトールヴァーゲン(1886年 ドイツ) |
ベンツ
パテント モトールヴァーゲン(1886年 ドイツ) |
4輪車にしなかった理由 |
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ベンツ
パテント モトールヴァーゲンの駆動系機構 |
エンジンは座席の後ろに寝かせて置かれている |
ガソリン自動車が誕生するとやがて大小の多くのメーカーが自動車をつくり始めました。
当然のことながらその構造は様々でした。
次に紹介する3台は当時を代表するものです。
04.ドディオン
ブートン 13/4HP
1898年(フランス)
05.パーナル ルヴァッソール B2(1901年 フランス)
06.オーズルモビル カーブドダッシュ(1902年 アメリカ)
04.ドディオン
ブートン 13/4HP
1898年(フランス) |
ドディオン
ブートン 13/4HP
1898年(フランス) |
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仕様 参考値 |
三輪車は乗員1名のために、乗客は写真のようにカートに乗せて引っ張りました。 |
小型軽量で信頼性の高いエンジン |
ヘッドライトは勿論石油ランプ |
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四輪車もあった |
初のフロントエンジン・リアドライブ車 |
パーナル ルヴァッソール B2(1901年 フランス) |
仕様 参考値 |
日本初の輸入車 |
世界初の大量生産車 |
ガソリン車をつくる前は蒸気自動車をつくっていた |
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馬一頭と軽量の馬車を合わせた値段が500ドル前後だった当時、 |
仕様 参考値 |
07.ベンツ
ヴェロ(1894年 ドイツ) |
ベンツ
ヴェロ(1894年 ドイツ) |
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仕様 参考値 |
史上初の量産車 |
値段は! |
名前の由来? |
クルマに名前を付けた |
変速機 |
人気の電気自動車 |
ベイカー
エレクトリック(1902年 アメリカ) |
電気自動車が人気の理由 |
ベイカー
エレクトリックの駆動系機構 |
短所は1充電で走れる距離が短かった |
当時の様々な動力装置 |
電気自動車のためライトは石油ランプでなく「電灯」だった。 |
部品交換が可能な車 |
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キャデラック
モデルA (1902年 アメリカ) |
仕様 参考値 |
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ピストルで有名なコルト社出身 |
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多量生産への鍵 |
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リーンカーンの産みの親 |
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自動車部品会社がレーシングカーを |
イソッタ
フラスキーニ ティーポT(1908年 イタリア) |
仕様 参考値 |
自動車と自動車部品会社からレーシングカー |
シチリア島タルガフロリオレース |
エンジンは4気筒8、000ccで85馬力 |
注文が殺到して流れ作業を生んだ車 |
ベルトコンベア式大量生産によるコストダウンや運転を簡素化するメカニズムで |
仕様 参考値 |
注文が殺到して流れ作業が生まれる! |
最も成功した蒸気自動車 |
スタンレー
スチーマ モデルE2 (1909年 アメリカ) |
仕様 参考値 |
最も成功した蒸気自動車が消えた理由 |
蒸気自動車で時速205km/h |
ヘッドライトは石油ランプのようです |
銀色で幽霊のように静かに走った |
ロールスロイス
40/50HP
シルバーゴースト(1910、イギリス) |
名前の由来 |
仕様 参考値 |
高級車の原点 |
赤色の展示車はかって「シャムの王室」で使われていたものです。 |
14.ロールス・ロイス シルバーゴースト |
ロールス・ロイス シルバーゴースト1929年頃のエンジン タイプ 水冷直列6気筒
Lー頭弁 |
15.イスパノスイザ
アルフォンソ ]V (1912年 スペイン) |
イスパノスイザ
アルフォンソ ]V (1912、スペイン) |
仕様 参考値 |
イスパノスイザとは「スペインのスイス」という意味 |
史上初の本格的スポーツカー |
初のセルモータ付き |
キャデラック
モデルサーティ(1912、アメリカ) |
初のセルモーターと電気式ヘッドライト装備車 |
仕様 参考値 |
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ステップ台の箱はバッテリーでしょうか? |
約5000ccのエンジンをクランクで始動したのでしょう!! |
855cc・10馬力・二人乗り |
プジョー べべ (1913年 フランス) |
車両データ |
855cc・10馬力・二人乗り |
18.モーリス オックスフオード (1913年 イギリス) |
イギリス人の大衆車 |
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車両データ
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チェーンやベルトでなくシャフトドライブ方式を初めて採用 |
ルノー
タイプDJ (1913年、フランス) |
仕様 参考値 |
チェーンやベルトでなくシャフトドライブ方式を初めて採用 |
自動車史上伝説をつくったクルマ |
スタッツ
ベアキャット シリーズF (1914年、アメリカ) |
仕様 参考値 |
自動車史上伝説になったクルマ |
4気筒6,4リットルエンジン |
シリーズ名”490”は販売予定価格 |
シボレー
シリーズ490(1918 アメリカ) |
シリーズ名”490”は販売予定価格 |
仕様 参考値 |
イギリス最初の自動車メーカー |
デイムラー
タイプ45 (1920年、イギリス) |
仕様 参考値 |
英国王室の御料車 |
当時最も安いクルマ3輪スポーツカーを開発 |
当時最も安いクルマを開発 |
モーガン
エアロ (1922年、イギリス) |
仕様 参考値 |
4人乗りもあったが一般的には2人乗り |
風や埃から身を守れる車 |
1929年にはアメリカで売れたクルマのほぼ90%がセダンタイプ |
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エセックス コーチ(1923年 アメリカ) |
英国人にとってのフォードモデルT |
オースチン セブン
[チャミー] (1922年、イギリス) |
仕様 参考値 |
英国人にとってのフォードモデルT |
生産台数でフォードモデルTを抜いた |
シボレーは、価格ではフォードモデルTに到底太刀打ちできないことから、 |
シボレー
スペリア シリーズ K (1925年、アメリカ) |
仕様 参考値 |
27.シトロエン 5CV タイプ C3 (1925年 フランス) |
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シトロエン
5CV タイプ C3(1925年、フランス) |
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仕様 参考値 |
創業者アンドレ・シトロエンはフォードにならった量産方式をヨーロッパに初めて採り入れて、 |
世界の王族や大富豪に愛用された高級車 |
ミネルバ 30CV (1925年、ベルギー) |
ローマ神話に出てくる女神の名に由来するミネルバ |
仕様 参考値 |
世界の王族や大富豪に愛用された高級車 |
量産レーシングカーとして大成功 |
ブガッティ タイプ35B (1926年、フランス) |
仕様 参考値 |
量産レーシングカーとして大成功 |
30.(子供用)ブガッティ タイプ 52 |
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ブガッティ タイプ52 |
時代に取り残され引退 |
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フォードAの誕生と |
合理的で簡素、軽量に設計された |
フォード モデルT シャシー |
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1年限りの首位の座 |
フォード モデル A(1928年 アメリカ) |
新設計されたモデルA |
仕様 参考値 |
前編おわり、
中編は成長期の「34.イスパノスイザ
32CV(1928年 フランス)」から