2012国際航空宇宙展シルバーの散歩道わき道4乗物の散歩道

2012.10.13

セントレア会場
(愛知県常滑市)
ポートメッセ会場
(名古屋市港区)

航空・宇宙関連の企業や団体が一同に集まるアジア最大規模の国際展示会「国際航空宇宙展」(JA2012)が
2012.10.9〜14に開催されました。.

3日間通し券:¥1800 1日券:¥1000

会場は「セントレア会場」(愛知県常滑市=とこなめし)と「ポートメッセ会場」(名古屋市港区)に分かれて開催されました。

1.セントレア会場

A.屋外展示エリア      

B.屋内展示場        

C.セントレアまるわかりツアー

2.ポートメッセ会場

A.第1展示場          

B.第2会場            

C.第3展示場           

に分けて報告します。

1.セントレア会場
愛知県常滑(とこなめ)市

セントレア会場は中部国際空港で行われ、飛行場での航空宇宙展開催は29年ぶりだそうです。

セントレア空港
(画像は毎日新聞「エコノミストざ・名古屋特別号」より)

セントレア会場ガイド・マップ
(画像は毎日新聞「エコノミストざ・名古屋特別号」より)

まずは屋外展示エリアからご案内します

1-A. 屋外展示エリア
(第1会場)

23機もの実機が展示されます。
ブルーインパルスのアクロバット飛行は13・14日に実施されパイロットによるサイン会も実施されました。

ブルーインパルス
画像はJA2012国際航空宇宙展公式プログラム・航空機写真特集Part2写真提供:千達哲史より

1.ドリームリフター

お尻の扉が少し開きだしました。
ーイング747 LCF ドリームリフターBoeing 747 LCF Dream Lifter」

「ドリームリフター」の尾部は黄色い色の車で押して開けるようです

                   ボーイング747 LCF ドリームリフターとは
 ボーイング社の最新鋭機ボーイング787の主翼や胴体の一部など、組み立て前のパーツを運ぶための世界最大級の運搬用輸送機です。
 ボーイング747を改造し、コックピットや主翼、エンジン、機体の全長などは元のままですが、胴体の特に上の部分が大きく上に膨らんでおり、荷物を積める容積が元の3倍ほどに広がって、飛行機のパーツをそのまま積むことができます。
                    (文章は「2012年国際航空宇宙展公式プログラムより)

                              尾部が全開しました。
 名古屋近辺の工場で製造された部品を船でセントレアまで輸送し、ドリームリフターに積込んで最終組立工場まで輸送しています。 セントレアでは、ドリームリフターの離着陸や部品積込みの様子を見ることができます。
                      (文章は「2012年国際航空宇宙展公式プログラムより)

                    リフトが近づいてきてブリッジが競り上がりました。
                           (デモのため荷物は積んでいません)
 ボーイング社製次期中型機ボーイング787(以下、B787)型航空機部品の35%は日本の航空機メーカーが製造することになり、その製造工場は愛知県内にあります。
 B787型航空機は、今まで船舶輸送が主流の航空機部品を航空機で輸送することにより、生産期間の短縮、工程の簡素化を目指します。セントレアが物流のスピードアップに貢献できた事例の一つです。
 愛知県内の工場で製造された小型航空機の部品がセントレアからカナダの航空機メーカーへ航空輸送されます。
                  (文章は「2012年国際航空宇宙展公式プログラムより)

2.ドリームリフター積込み作業場
(セントレア滑走路南部)

船着場からトラックで作業場まで運ばれ、ここでリフトに積み替えられます。

慎重にリフトを陸送用トラックに接近させる作業(時刻:15時06分
ここでリフトに乗せて、滑走路脇に待機する「ドリームリフター」まで届け、積み込みます。
当日「セントレアまるわかりツアー滑走路コース」に参加した時、胴体の積み込みをしている
横を通りかかり画像を納めました。(その時の時間が15:05頃でした)

航空機の胴体部を積み込んでいるところ。(時刻:15時55分
見学を終え帰路に着こうとしていた時先ほど画像に納めた移動用リフトに積み込んでいた「胴体部」が
滑走路脇に待機している「ドリームリフター」へ積み込まれようとしていました。この間約50分でした。
(以外に早く作業が進んでいました)

偶然2機駐留
この展「パブリックデー(一般公開日)」前夜偶然に世界で4機しかない「ドリームリフター」が2機中部国際空港に着陸していた。
画像はJA2012国際航空宇宙展公式プログラム・航空機写真特集Part2写真提供:鈴木智子氏)
話題は「セントレアまるわかりツアー」車中説明より

3.曲技飛行機

4.C-1 輸送機

5.T-4 練習機

6.T-1 初等練習機

7.パイパイー社機

8.ロビンソン社ヘリ

9.三菱MU-300ビジネス機

型式:ミツビシ式 MUー300型

全長:14.75m 全幅:13.25m 全高:4.2m  最大離陸重量:約6.6ton

最高速度:800km
通常速度:660km
航続距離:約2000km
最大運行高度:12.500m
燃料等裁量:約2.500g
機乗人数:最大7名
価格:発売当時(昭和58年)約7億円
(現地説明板より)

10.ビーチクラフトキングエアー機

アメリカで最も利用されているビジネス機
現在も生産が続けられている、民間ターボプロップ機で最長生産期間の機体です。
全長:13.34m
全幅:16.61m
全高:4.57m
最大速度:533km/h
巡行速度:413km/h
離陸最大重量:5.670kg
乗員:1〜2+1名(確認整備士)
乗客:4〜6名(仕様による)
(現地説明板より)

11.海上保安庁機
JA9684

12.ヘリ機

13.コブラ戦闘ヘリ

14.自衛隊ヘリ

15.海上自衛隊ヘリ

16.その他機

岡山航空機

JAXA機

中日新聞社機

17.地上支援車

17-1.プラウ付凍結防止剤散水車

                プラウ付凍結防止剤散水車
 プラウ付凍結防止剤散水車は空港に雪が降ったときや凍った時に凍結防止剤を散布して雪や氷を溶かす車輌です。
 滑走路や誘導路に雪や氷があると滑りやすくなり飛行機の着陸や離陸ができなくなります。
 そこで凍結防止剤(酢酸カリウム溶剤)を散布して雪や氷を溶かし滑走路や誘導路を滑りにくくしています。
 凍結防止剤は最大マイナス50℃でも凍りません。
 車輌後方のタンクには8000gの凍結防止剤を積むことが出来ます。
 左右のアームは最大広げると12mになります。
 車輌前方のプラウは雪がたくさん積もった時に掃き出す作業に使います。
 プラウの幅は4.5mのため滑走路の幅60mを作業するには同時に3台並んで3往復します。
                             (現地説明板より)

17-2.空港用スノースイーパ

                   空港用スノースイパー
 空港用スノースイパーは空港の滑走路や誘導路に積もった雪を掃き飛ばす車輌です。
 滑走路に雪が積もると飛行機の通るところが見えにくくなり危険です。
 空港用スノースイパーは車輌前方の回転ブラシを回転させ雪を掃き飛ばし、車輌前方の排風機から左右に風を出して雪を吹き飛ばし、
 飛行機の通る所を見やすくする車輌です。
 前方のブラシは雪を効率的に掃き飛ばすため45度傾けます。
 後ろの排風機からは最大時速540km(150m/秒)の風を出すことが出来ます。
                                (現地説明板より)

17-3.空港用大型化学消化車

                  空港用大型化学消防車
 空港内で航空機事故などが発生した場合、最も早く現場に到着して消火・救助活動にあたるのが空港用大型化学消防車です。
 空港用化学消防車は他の消防車と異なり、走行しながらの消火活動が出来ることが最大の特徴です。
 そして、空港内で発生する、あらゆるアクシデントに対応するために、アンダートラックノズル、ハンドラインノズルと、3種類のノズルが装備されています。
 空港用化学消防車の中で、最も大きい水タンクを積載しているこの車輌は、900馬力の高出力エンジンによって約31秒で80km./hmsで加速し、車輌総重量が43tを超えるにもかかわらず最高速度105km/h以上を誇ります。
 このため、一早く事故現場へ急行し、積載された12500gの水槽と800gの薬液槽によって、到着後すぐに消火活動を開始することが可能です。
                                 (現地説明板より)

17-4.空港用救急医療搬送車

                空港用救急医療搬送車
 この車輌は、空港で万が一の事故が発生した際、いち早く現場へ医薬品や医療機材を搬送し、被災者の救助・治療を行う救急医療搬送車です。
 庫内には医療品や担架が多数積まれ、これらを運びやすいよう、左右のサイド扉が大きく開いて階段状になります。
 後部トレーラーには3基の医療テントと空調機材が収容されています。
 空調で一気にテントを広げると大きな野戦病院が現れ、いち早く現場で負傷者の手当てにかかることが出来ます
                              (現地説明板より)

17-5.その他車

17-6.会場支援車

合同指揮車

遊覧飛行受付と警備所

救援所

1-B. 屋内展示場
(第2会場)

空港特設ビル内です。

0.川崎ヒューズ社ヘリ

ヘリコプター歴史保存会と羽田航空宇宙科学館推進会議が試乗・説明をしてくれます。

操縦桿・スロットなど主・副席の双方に備わっています。

メーター類は教えていただくと大体分かりましたが、スイッチ類は意味不明でした。

操縦桿は両足の間にあり、両足のペダルは方向舵に連結されています。

操縦桿で機は前後左右に操れるそうですが、左手のスロットル・脚のペダルも共に連動させることが操縦に必要だそうです。

左手にあるエンジンの回転を制御するスロットル・レバー

親切に教えていただいたが、ほとんど記憶に残りませんでした。

スロットルは左手側にあります。

1.水平対向エンジン

2.ターボエンジン

             アリソン・ターボシャフト・エンジン
 このエンジンは、1960年代にアメリカのアリソン社によって開発されそれ以降、世界中のヘリコプターに搭載されています。
 エンジン形式は、「ターボシャフト・エンジン」です。
 諸元として、出力は「400馬力」、圧力比「1:7」、重量「約70kg」です。
 最大出力時エンジンの回転数は、50970rpmで回転する。
 使用される燃料は灯油をベースにした燃料です。
 航空機以外に発電機駆動用などに多く用いられています。
                             (現地説明板より)

3.ヘリ回転機構

ヒューズ369型メイン・ローター・ヘッドの概要
ヒューズ369ヘリコプターに使用されている「メイン・ローター・ヘッド」部品です。
ヒューズ369型ヘリコプターは、アメリカの航空機メーカー「ヒューズ社」で1965年に開発された。
この部品は、ヘリコプターを吊り上げる重要な部品で全重量を支える。
構造は、全間節型で材質は鋳造アルミニュウム合金で出来ています。
4枚のブレードが取り付き回転数は489rpmで回転し揚力を発生させます。

4.ジャンボディスクブレーキ

油圧・多板式カーボン・ディスク・ブレーキ
このブレーキは、ジャンボ・ジェット機(ボーイング式747-400型)のランディング・ギアに装備されています。
ブレーキは軽量化を図るため、軽合金のボディーとカーボン・ディスクで構成されています。
油圧の力で作動し、ブレーキ・ディスクを挟みつけることで、390トンもあるジャンボ・ジェット機を限られた
滑走路の長さで停止させることができます。
一番過酷な条件は、最大離陸重量で、「離陸を中止した時」で、
その時には写真にあるように真っ赤に加熱し発火することもあります。
(現地説明板より)

5.各種メーター

(左):旋回計   (中):姿勢指示器    (右):定針儀

6.ウエザー・レーダー

ウェザー(天気)・レーダー・アンテナ
この展示物は、ボーイング767のウェザー・レーダー・アンテナです。
飛行機のノーズ部分(一番前の部分)はレドームと呼ばれ、その中にはウェザー・レーダー・アンテナが
取り付けられています。
アンテナは左右に首を振りながら電波を発射しています。
発射した電波が、雲や山などに当たると電波が跳ね返り戻ってきます。
戻ってきた電波をアンテナがキャッチし、その時のアンテナの角度、戻ってくるまでの時間、戻ってきた電波の強さから、
雲や山の位置や距離、雲や山の大きさをコックピット(操縦室)の計器に表示します。
(現地説明板より)

7.ヘリ回転翼材質

ヘリコプターのブレードに木製があるとは知りませんでした。

8.エンジン

9.タイヤ

使用機種:B777型機 主種車輪
タイヤの種類: 航空機用ラジアルタイヤ
サイズ: 直径(外径)1270×幅50.8cm
重量: 約100kg  価格:  ?
耐用速度: 時速約370km
耐用荷重: 約26d(大人の象6頭分)
空気圧: 15.5kg/cu(普通車の約7,5倍)
着陸耐用回数: 約400回(約3ヶ月で交換)
再生回数: 3回
(現地説明板より)

10.YS11コクピット

11.オフイシャル・ショップ

1-C. セントレア    
   まるわかりツアー
(滑走路見学コース)

同展開催中12・13・14日の3ヶ日間行われ、関係者以外立入り禁止の区域や屋外展示機エリアをバスで巡り、
滑走路脇や飛行侵入路付近で、離発着する航空機も間近で見られるツアーで料金は大人¥6000です。
(ツアー以外2会場を3ケ日間自由に出入りできるパスポートと2013年航空カレンダー付きでした)

厳しいチェックの末出発できました。

旅客ターミナル1階特別待合室「フレンズ3」に集合

ツアー全体の説明、本人確認、手荷物検査、
ボディーチェックなど出発まで約20分掛かりました。

1.出発

開催は毎日3回・3ヶ日間、計9回行われました。

大型バスに約30人の参加者で殆どの人が窓側に座れ満足でした。

2段ゲートを通りやっと滑走路エリアに入りました。

先導者と合流
(この車の指示通り進みます)

貨物機は窓が無いので一目で分かります。

滑走路最先端まで進み海側へ滑走路を横断して渡ります。

2.離陸機

滑走路手前で離陸するまで待機

上空を通り過ぎました。

侵入灯群

3.ウオッチング檻

旅客ターミナルビルの対面海側にウオッチンング用施設があります
(ここでバスから降りて航空機の離着陸をウオッチします)

滑走路まで距離100
カメラを準備していると間もなく韓国機が着陸、エンジンを逆噴射して通り過ぎます。
(エンジンカバーがずれて黒い部分が見えます)

次から次へと着陸します

カメラがオートフォカスのため目の前の柵や針金にピントが合い上手く撮れません

少し慣れてきて着陸態勢に入った機を捉えることができるようになりました。

横風が強いのか遠くでは我々の方を目がけて着陸するのではないかと心配するくらい斜めに着陸します

かなり間近に迫っても、こちらに向かって降下してきます。

着陸した瞬間タイヤから煙が出るのを撮ろうとしますが上手く撮れません

逆噴射のためエンジンカバーから前方へ吐き出す装置が見えます。

エティハド航空
エテジハド航空(الاتحاد للطيران)アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国アブダビに本拠を置く国営航空会社です。
(参考文献:ウィキペディアより)

フラップをいっぱい下げて着陸です。

かなり遠くのランプを確認できるようになりましたがカメラに収めることはできません。

今度は全日空機の離陸です。

前輪が上がりました。

あっという間に上空を飛び去ります。

横風が強いのかかなり横向きの着陸態勢です。

日航機の離陸です

後ろは伊勢湾常滑(とこなめ)沖です。

バスに乗って滑走路の南側へ進みます。

進路下

滑走路下を横断するとき着陸機があると手前で待機します。

すぐ目の前を機が通過します

セントレア滑走路南部に陸揚げされた胴体部をリフトに積み込む作業場ががります。

4.ドリームリフター積込み作業場
(セントレア南部)

飛行機部品は船着場からトラックで、この作業場まで運ばれ、ここでリフトに積み替えられる。

慎重にリフトを陸送用トラックに接近させる作業
ここでリフトに乗せて、滑走路脇に待機する「ドリームリフター」まで届け、積み込む。
(現在15:06でした。その後ドリームリフターに積込み画像が15:55でした。以外に早く積み込んで移動していました)

5.ウイング下

機内食工場

見学予定は約1時間でしたが、離着陸機の関係で今回は約1時間半でした。

6.見学終了

約1時間半のツアー
旅客ターミナルビル1F「ウエルカムガーデン」へ帰着。

1-D. マーケットスクエア

軽食・飲み物・お土産店などのエリア

愛知県常滑(とこなめ)市の「セントレア」(中部国際空港)から次は名古屋市港区の「ポートメッセなごや」です

2.ポートメッセ会場
名古屋市港区

ドーム型の建物が「第1展示場」、青かまぼこ型が「第3展示場」です。

2-A. 第1展示場

今回は33カ国から660社以上の企業・団体が出展しています。
(2012年国際航空宇宙展公式ガイドブックより)

1.ストリートビュー撮影車

2.エンジン友の会

エンジン関係の各社の出展エリアです。

ボーイング787ドリームドリームライナーに搭載のGEnxターボファンエンジン

1/4模型

V2500ターボファンエンジン1/3模型

鳥衝突ダメージチェックシステム

ハンスグラーデ機
日本で初めて空を飛んだ人吉市出身の日野熊蔵(ひのくまぞう)大尉の生涯を描いた、
郷土の偉人シリーズ第18弾「空の開拓者 日野熊蔵伝」(2010年放送)の撮影にあたり、
テレビ熊本が実際のドイツ製グラデー機を忠実に再現、実物大で作成したものです。
撮影後、テレビ熊本が人吉市に寄贈し、人吉クラフトパーク(石野公園)に展示されています。
このたび、人吉市及びテレビ熊本の全面協力により、人吉市から移送し特別展示が実現しました。
(現地説明板より)

3.ナデスコ社

岐阜県の垂井町に工場がある企業です。

ナブテスコ社
事業は精機・住環境・パワーコントロール、航空宇宙、鉄道、舶用、カンパニーで
航空宇宙カンパニーではフライト・コントロール・アクチュエーション・システム、電源システム機器、
エンジン関連機器、燃料システム用機器などです。

4.衛星関係

宇宙服の歴史

イオンエンジンは電子レンジ
イオンエンジンは化学エンジンとくらべると、推進力は小さいけれども燃費が非常に良く、
長時間加速し続けることができます。                                 
地上からの打ち上げには推力が弱くて使えませんが、惑星間を飛ぶ場合には、ずっと 
噴射し続ければ、最終的に大きな速度が得られます。                       
  「はやぶさ」のイオンエンジンは、プラズマをつくるのにマイクロ波を使っていることが大き
な特徴です。                                                
   従来のエンジンは放電でプラズマをつくっていますが、この方式では電極が磨耗し、寿命に 
影響してきます。                                             
     そこで「はやぶさ」では電子レンジと同じマイクロ波を使ってプラズマをつくる方法をとったのです。

「はやぶさ」には電子レンジが4台
「はやぶさ」には4台のイオンエンジン、スラスターA,B,C,D,が搭載されています。   
1台はバックアップで、3台のスラスターを作動させて推進します。            
   地球と小惑星イトカワを往復させるには、イオンエンジンを合計約4万時間作動させなけれ
ばなりません。                                             
また、軌道変換量(イオンエンジンによる加速量)は合計約2200m/sが必要です。 
「はやぶさ」のイオンエンジンはこれらを達成しました。                   
(現地説明板より)

「はやぶさ」が到着した小惑星「イトカワ」

2-B. 第2会場

1.競技会

第8回全日本学生室内飛行ロボットコンテストが行われていました。

地味なコンテストでした。

2.ラジコン・クラブ

このデッカイ飛行艇が実際に飛ぶんです!

重量はどのくらいあるのでしょう?

縮尺1/7(全長1.7m 全幅2,1m)
第二次世界大戦で連合軍を悩ませたドイツ・ユンカース社の急降下爆撃機です

太平洋戦で緒戦は活躍した「零式艦上戦闘機」

この機もジエットエンジンを搭載して飛ぶそうです。

このラジコン機はエンジンカバーが外されエンジンが見えます。

2-C. 第3展示場

F-ZXXX

1.AgustaWestland AW169 救難ヘリ

ドクターヘリは一般の人にも関心が高かった様に感じられました。

モックアップのため回転翼などは搭載されていません。

モックアップのため主ペラ、尾ペラは付いていません

救難ヘリの場合のキャビン

実機の展示

 

2.Kawasaki GK117 C-2
ドクターヘリ

低騒音
機外騒音はICAO(国際民間航空協会)基準値を大幅に下回っており、同クラス機では最低の騒音値である。
(川崎重工業株式会社、会場頒布パンフレットより)

機体後部観音開きドア
機体後部に大きな観音開きドアがあり、患者の搬出入が迅速、容易にできる。
しかも、高規格ストレッチャー(車輪付きの足のあるタイプ)の搭載が可能。
(川崎重工業株式会社、会場頒布パンフレットより)

現場救急・転院搬送に最適
航続距離が700kmと長く、多くの医療機器、荷物、人員を搭載できるので、現場救急・転院搬送に最適なヘリコプターである。
ドクターヘリに用いるヘリコプターには高い安全性と、機内での治療や看護が容易に
行える広いキャビンスペース要求にこたえられる。
(川崎重工業株式会社、会場頒布パンフレットより)

安全性を考慮したメインローター/テールローター
メインローターは地上高さが約3.5m、テールローターは最低地上高が約mありため、
患者の搬出が安全、迅速に行われる。

エンジン2基、主要系統は二重
エンジンを2基装備しており、万一、1基のエンジンが停止しても引き続き安全に飛行できる。
また、操縦にかかわる主要な油圧系統、電気系統は二重になっており安全性、信頼性が極めて高い。
(会場で配布された「BK117型ヘリコプター解説」より)

患者2名にも対応
補助ストレッチャーを装備し、患者2名にも対応できる。
床下の耐衝撃性燃料システム
衝撃に強い強化ゴム製燃料タンクを採用。
衝撃に対して燃料タンクが破裂しない構造なので、万一の際にも火災が起こりにくい。
(川崎重工業株式会社、会場頒布パンフレットより)

ドクターヘリのエンジン
安定性を高めるため、このエンジンが2台搭載されています。

1.商用機模型

2.軍用機模型

航空自衛隊の新戦闘機ロッキード・マーチンF-35
購入経費機で409億円(個飛行隊分42機を購入計画)
レーダーで捉えにくい高いステルス性とパイロットに示すセンサー融合技術で高い戦闘能力の「第5世代戦闘機」
自重13ton、燃料ton、搭載兵器ton、最大離陸重量32ton、最大速度マッハ1.6
(JA2012国際航空宇宙展公式プログラム・青木謙知スペシャルレポートより)

 

3.旅客機模型

2日間2会場を巡り完全に収録できたわけでないが疲れました。

帰路
先程(約15時06分頃)「滑走路見学ツアー」で見た「移動リフト」に胴部を積込作業後、
滑走路脇に待機するドリームリフターに胴部を積み込んでいるのが見えました。
(以外に早く、この間約50分でした)